KN-Q7A 送信部調整~完成
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電流測定用の治具作成は最初陸軍ターミナルでも使用しようかと思っていたのですが、テスターのピン+と-ををDC+のラインの間に挟むだけですので、結局ミノムシクリップを改造して簡単に接続してしまいました。
で、パワー計とダミーロードをつないで、日本語マニュアルにそって調整開始・・・・のはずがPTTを押しても送信になりません。あれれ、おかしいなぁと思って、両端にミノムシクリップのついたケーブルで、PTTとGNDをショートするとちゃんと送信になります。
じゃあ、マイク端子の配線だなぁ~とよく見てみると、5・6・7ピンの配線が1つづつずれていました(汗)マイク用8V配線を間違えなくてよかった~と思いつつ、気をとりなおし配線修正して、無事送信出来ました。(^^;)
で、あらためて調整開始。電流値をみながらバイアストリマ(VR)を調整します。トリマを反時計周りで回しきったところで0.48mA、マニュアル通りの電流値です。これを0.54mAまでBIASをかける設定へ調整します。テスターが200mAの次は10Aレンジしか無いのでおおざっぱな調整となりますが、0.53Aとなったところでセットしました。ちなみにうっかり上げすぎると急激に電流が上昇します。そのまま送信し続けるとこんがり香ばしいにおいとともに、FETの燻製が出来てしまうそうです(違)
で、つづいてマイクに向かって「ア-」とやってみると2~3W程度でているようです。そこで日本語マニュアル通りTX-BPFのコアを調整してパワーが最大まで出る位置へ調整、あっさりと10W越え・・・ちょっと出過ぎかな。(^^;)
この状態で固定のリグで変調をモニターしてみましたが、きっちり変調が乗っていることを確認できました。モニターしているリグで周波数を動かしながら確認しましたが、キャリアが漏れていることもなく、一応綺麗な変調になっているようです。
あとの交信は変更申請をしてからのお楽しみとして、とりあえず完成となりました。
こんな楽しいKITを提供しているBD6CR Adamさんに感謝するとともに、今回共同購入による配布と日本語マニュアルの整備に尽力いただいているJL1KRA中島OMにも感謝感謝です。
さて、これから変更申請すすめるとともに、魔改造(え~)をいろいろ考えたいと思います。\(^o^)/
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コメント
KN-Q7Aの完成おめでとうございます。
免許申請の際は、キット(KN-Q7A)であることを記載するとスムーズに処理が進むようです。
当局もそのようにし、KN-Q7Aに関する質問はありませんでした。
投稿: JJ2IBN | 2012/05/10 21:37
情報ありがとうございます。共同購入ページを参考にしつつ早速申請書を作成しています。といっても電子申請ですが。
1台だけでTSS通すのももったい無いと思いつつも、他に申請する機材もないので、多分申請してしまうと思います。(^^;)
投稿: りいち(JJ2DWL) | 2012/05/10 21:55